Our Story

『 Cor MARIS 』
Cor はラテン語で"心”、Maris は”海の”を意味します。
「海のように広い心で包み込む」そんな商品をご提供したいという想いを込めて名付けました。
商品を作るきっかけ
私自身が敏感肌なので、良いスキンケアを求め世界中の商品を探していました。でも納得する商品を見つけることはなかなか困難で、長年愛用できるモノがありませんでした。
「それなら、納得する商品を自分でプロデュースしてみよう」と思い立ったのがこの商品を作るきっかけです。
とにかく、合成化学物質は使いたくない。
肌に優しい自然の素材だけを使いたい。
そんなことを探求していたある時、何度も訪れていた沖縄県宮古島のかた達の会話の中から、偶然「テリハボク」の存在を知ります。
調べるとテリハボクの種子から圧搾された「テリハボクオイル=タマヌオイル」は、抗酸化、抗炎症、保湿の特性があるとのこと。 実際そのオイルに触れた瞬間、そのギュッと詰まった栄養のパワーのようなものを肌で感じました。
このオイルを使用したスキンケアアイテムなら、肌で悩んでる方々にも喜んでもらえるかもしれない!
そう確信し、早速制作に取りかかります。
まずは、スキンケアの中でも私が一番こだわっていた、“汚れを落とす”目的の石鹸。
理想は、太陽をいっぱい浴びたテリハボクオイルに加え、海のミネラルも豊富に含んだ素材を配合しタモノでした。そこで、テリハボクの次に選んだ素材は、古くから沖縄の女性が顔や髪のパックとして使っていた海泥「クチャ」と呼ばれるモノでした。
これらの素材を使って製造してくださる石鹸メーカーさんは、長年真剣に石鹸作りをされているご夫婦。
お二人が以前から製作されている商品のクオリティの高さや、誠実なお人柄に惹かれ、製造依頼は出会って即決でした。
優しい泡立ちの使い心地や洗い上がりの肌の質感、リラックスできる天然精油の香り、気分が上がるようなパッケージ。
製造メーカーさんやデザイナーさんと何度も慎重に話し合いや試作を重ね、たくさんの人たちの真剣な思いが一つとなって、とことんこだわり抜いた“Cor MARIS”が誕生しました。
生態系保全やサステイナブルな社会を目指して
テリハボクは、沖縄において防潮・防風林としての役割があります。
街路樹にも使われるこの樹木の果実は、熟して自然落下し、発芽して畑を侵食してしまうことがあるそうで、そのため落下した実は定期的に回収され、廃棄される運命でした。
そこに着目された方達が美容オイルとして生まれ変わらせた「テリハボクオイル(タマヌオイル)」。
島の方々との連携で、地域活性化にも繋がっています。
このオイルを石鹸の素材に加えることにより、石鹸自体の保湿力という機能性を上げるだけでなく、地元の雇用、サスティナブルな循環型社会に少しでも貢献できたらと思っています。
また、この商品の売上の一部は、遠く離れたインドやネパールの少女自立支援団体に寄付をしています。
Cor MARISが「地球」「社会」「環境」に優しく、充実したウェルネスライフを送るきっかけとなれば嬉しいです。
